職業を生かした特技を発揮して地域の生涯学習に貢献している人がいます。町の生涯学習奨励員の一員として、地域の人々が心豊かになるためのお手伝いをしたいと話しています。

町の公民館教室でフラワーアレンジメント講座の講師を務めている小野京子さんにお話を伺いました。
 

＞フラワーアレンジメントを始めたきっかけはどんなことですか。

私は、小さい頃から花が好きで、２０代の頃は秋田市内の花屋に勤めていました。その頃からアートフラワーや生け花等様々な花のアレンジをしてきました。その後、八郎潟町の花屋に勤め始めた１５年ほど前に公民館教室の講師にと頼まれ、フラワーアレンジメント教室を開催するようになりました。

＞どのような活動をしているか教えてください。

フラワーアレンジメント講座では、季節に合わせて教室を開催しています。例えばクリスマスバージョンやお正月の飾り、桃の節句等その時々にふさわしいアレンジを考えて参加した皆さんと共に楽しく活動しています。参加してくださる方はお子さんから高齢者の方まで、また、女性ばかりでなく男性もいて、皆それぞれの個性を生かして作品を作っています。
他に、奨励員の会としては、会員全員で協力して「生涯学習サポートＤＡＹ事業」などを行っています。今年度は新しくオープンした町の「駅前交流館『はちパル』」で、親子参加型のイベントを実施してたいへん賑わいました。また、幼い頃から親しんできた一日市盆踊りの踊り手保存員として、一日市盆踊りがますます発展するようにみんなで楽しみながら活動しています。

＞やりがいを感じることや今後への抱負があれば教えてください。

フラワーアレンジの出来映えに満足した顔を見せてくれたり、親子の幸せそうな笑顔があふれたり、また、若い人やお年寄りたちが元気になったりする様子を見ていると、とても幸せな気持ちになれます。これからもいろいろな活動を通じて、地域の人々が楽しんでくれて、皆が豊かな気持ちになってもらえるお手伝いができればいいなと思っています。