行動人 -知と行動が結びついたクリエイティブな循環型社会-
53062

独自の芸術性を追求し、未来に向けた発展性のある造形作品づくりを目指すことを理念に活動している人たちがいます。

独自の芸術性を追求し、未来に向けた発展性のある造形作品づくりを目指すことを理念に活動している人たちがいます。
[01820]

坂野 壽郎さん

秋田県造形美術家協会

県北 , 県央 , 県南 / 秋田市 / 文化/スポーツ/交流
坂野さんの2012年の出展作品「スナップ写真」

坂野さんの2012年の出展作品「スナップ写真」

アトリオンで開かれた第55回秋田県造形美術家協会展

アトリオンで開かれた第55回秋田県造形美術家協会展

設立55周年を迎えた秋田県造形美術家協会
 

>秋田県造形美術家協会の概要は

「1962年、石井彪・初代会長のもとで発足し、ことしで55周年を迎えた県内在住の美術家のグループです。発足当初は8部門で、現在は日本画、水墨画、洋画、彫刻、書道、新造形、工芸、デザイン、写真、映像の10部門。7代目の青木隆吉・現会長を筆頭に、会員50人が部門の壁を取り払ってそれぞれの作品を認め合い、影響し合うことで造形作家として向上しようと日々取り組んでいます。
 主な事業に、年に1度『秋田県造形美術展』を実施するほか、研修会や講演会、講習会などを通じて交流を深めています。ことしは7月17日~20日、アトリオンを会場に同展を開催し、立体と平面の9部門59作品を展示しました」。

 

>油絵制作を始めたきっかけは。

「もともと油絵鑑賞が好きで、退職後にカルチャースクールで作品制作を学び始めました。抽象画が中心で、心のなかの思いなどを表現しています。これまで制作した作品は、ごく初期のものも含めて130点ほどになります。
 秋田県造形美術家協会には、油彩作家の佐々木良三さんにご紹介いただき、2011年に入会しました。2012年の秋田県造形美術展では1600ミリ四方のキャンパスに描いた『スナップ写真』を出展。最近の子どもは部屋のなかで遊ぶことが多いことに気がつき、屋外に玩具などを持ち出して、開放的な雰囲気のなかで子どもだけでなく大人も楽しく遊んでいる場面を表現しています。ことしの展示では、風景をモチーフにした作品2点を出展しました。
 私自身、油絵の作品制作を今後も続けていきます。現在も絵画教室に通っており、年1回の『ザボン展』を開き、仲間などからの指導と交流も楽しみのひとつです」。

 

>今後について。

「7月の展示会が無事に終わり、現在は会員の皆さんに協力いただきながら、55周年の記念誌制作を進めています。これまで事務局長として、諸連絡や事務作業の面で、より効率的で堅実な方法で会の運営を行えるように下地作りをしてきました。展示会ごとの記録なども整理している段階です。その下地作りがうまく軌道に乗ったところで、スムーズに次の世代にバトンタッチできればと思っています。
 私たちは、会員一人ひとりが基本に立ち返りつつも独自の芸術性を追求し、未来に向けた発展性のある造形作品づくりを目指すことを理念としています。より優れた芸術性を求める方は、ぜひ会員となって、ご自分の力を発揮する場としていただければと思います」。

 

 

※入会についてなど、問い合わせは秋田県造形美術家協会事務局の坂野さん(018・864・7833)まで。同協会の年会費は8000円(出展料含む)。

 

略歴
1936年、山形県生まれ。秋田市在住。吉野石膏株式会社で生産管理責任者を務める。同社を退職後、油絵を学び制作活動を開始。2011年に秋田県造形美術家協会に入会し、現在は事務局長。坂野さんを含むグループ展「ザボン絵画展(9月15日~18日、アトリオン)」を開催予定。

 


 

印刷する
取材日など
週刊アキタ第1,950号 2017-08-11

絞り込み検索画面へ

行動人を探す
facebookでシェアする tweetする