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平成25年に発生した土砂崩れで被災した故郷の田沢湖地域を元気づけるため県外から帰郷し、さんさ踊りの会を立ちあげて祭りやイベント、施設訪問で積極的に活動している人たちがいます。

平成25年に発生した土砂崩れで被災した故郷の田沢湖地域を元気づけるため県外から帰郷し、さんさ踊りの会を立ちあげて祭りやイベント、施設訪問で積極的に活動している人たちがいます。
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田沢湖さんさ湖桜会のみなさん

田沢湖さんさ湖桜会

県央 / 仙北市 / 文化/スポーツ/交流
仲間と笑顔で

仲間と笑顔で

田沢湖さんさの演舞

田沢湖さんさの演舞

田沢湖さんさ湖桜会の代表田口愛さんにお話をうかがいました。

 

>活動を始めたきっかけを教えて下さい。

 

平成25年当時、私は県外で働いていましたが、8 月9日に実家のある仙北市田沢湖田沢字供養佛(くようぶつ)で土石流災害が発生したことをニュースで知り愕然としました。私も身近な人を亡くしました。なんとか故郷の愛する人たちを力づけたい一心で、仕事をやめて帰郷し、同世代の仲間たちの協力でさんさ踊りの会を立ちあげました。

 

私たちの「田沢湖さんさ」は、岩手県雫石に伝わる「上駒木野さんさ」を原型にしたものです。私は雫石高校の出身で、学校の郷土芸能委員会に所属して上駒木野さんさを習いました。私が実家の供養仏に帰った後、仲間を探していたところ、地元の先輩や後輩たちが快く協力してくれ、その中に雫石高校の卒業生もいました。このような経緯で、上駒木野さんさをアレンジし私たちの田沢湖さんさが生まれました。かけ声の「さっこら、ちょいわ、やっせい」の「さっこら」には「幸来ら」の意味があります。最初は私を入れて6人の仲間で始めました。

 

>現在の活動を教えて下さい。

 

現在、「田沢湖さんさ湖桜会」の会名で活動しています。「田沢湖」の名を冠したのは、「上駒木野さんさ」を基に田沢湖の地元独自のオリジナルなものを取り入れたからです。会員は男女12人に増え、新加入希望者も入れれば14人になります。練習は、毎週火曜日の夕方6時半から9時半まで、田沢湖地域センターで仕事が終わった後に集まり行っています。衣装の浴衣(ゆかた)は、会員が自宅からめいめい持ち寄って揃えています。お囃子の太鼓は、私たちの活動を支援してくれる田沢地区の皆さんに買っていただいた物です。

 

地元のお盆やお祭りの時に、私たち「田沢湖さんさ湖桜会」にお呼びが掛かるようになり、だいたい月に2回から3回のステージ公演を行っています。また、毎年秋の田沢湖マラソンを盛り上げるためにも踊っています。そのほか、介護施設や幼稚園なども訪問し、喜んでもらっています。さんさは激しい踊りですので、一緒に踊るのは難しいですが、ご高齢の方は笑顔で手拍子を踊りに合わせてくれます。それが私たちにも嬉しくて励みになっています。

 

>これからの活動について教えて下さい。

 

現在も田沢湖マラソンほかあちこちのイベントからお呼びがかかっていますが、これからも地元を拠点に、「田沢湖さんさ湖桜会」の活動を続け、みんなを笑顔にしていきたいと思います。

 

 

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