水墨画同好会を作り定期的に展覧会を開催する他、茶道、生け花などの各サークルとサークルの垣根を越えた交流をしたり、陶芸とのコラボレーション展示を行ったりしている人がいます。

＞大仙市生涯学習奨励員の倉田良子さんにお話を伺いました。

＞どんな活動をされていますか。

１５年前に水墨画をミニギャラリーで展示したことがきっかけで、翌年、興味をもった人が集まって２０人で同好会を作りました。平成２１年には、太田文化プラザで展覧会を開催することができました。その後は、毎年、太田公民館の協力でミニ展示を行っています。

同年、地元の小学校から伝統文化を伝える「室町時代体験学習」の水墨画実習の講師を依頼され、その後も子どもたちと交流が続いています。その小学校の体験学習には同様に、茶道や生け花の活動があり、そのおかげで、茶道、生け花など各サークルと交流する機会ができました。

また、水墨画の表装がもとで、横手市の表具同好会とも交流が始まりました。今年度は、陶芸同好会とも交流し、秋祭りでコラボレーション展示を展開しました。

＞今後の抱負をお聞かせください。

他の地域との交流も大事ですが、同じ地域でのサークルの垣根を越えた交流をより広げることも同じように大事だと思います。両方を縦軸と横軸にして広げられれば理想的です。また、公民館は「大人の学校」だと思います。生涯学習奨励員と公民館職員が協力し、コラボした楽しい活動をしていきたいと思います。