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絵本の読み聞かせや人形劇を通じて地域住民に癒やしの時間を提供している人たちがいます。「参加した方々が思い思いに自由な時間を過ごせるように、メンバーが参加者の思いを汲み取って場づくりをしています」と話しています。
「フッチー広場で『あそぼ!』」の皆さん
フッチー広場で『あそぼ!』
人形劇の様子
交流広場「笑顔」
能代市で地域の元気づくりを支援しているグループ、「フッチー広場で『あそぼ!』」事務局長の河田美智子さんにお話を伺いました。
>グループを立ち上げたきっかけは?
地域では、高齢者の一人暮らし、共働きや留守家庭の増加などが目立ち、人と人との関係が希薄になっているという課題があります。そこで、子ども・大人の孤立化を防ぎ、世代間交流の場を作ることで、地域の元気づくりに役立てたいという気持ちがありました。
>どのような活動をしているのですか?
地域の親子や子どもたちに、絵本の読み聞かせや人形劇を披露して、絵本の良さやお話の楽しさを伝えています。
具体的には、能代市の大瀬自治会との協力のもと、自治会館を会場に、「元気づくり交流広場『笑顔』」を開催しています。案内は回覧板でお知らせし、年齢や障害を問わず、地域の方であれば誰でも参加できます。
様々なお話を題材に、カフェ方式のおしゃべりタイムを行い、その間子どもたちは学習支援サポーターから勉強を教えてもらいます。参加した方々が思い思いに自由な時間を過ごせるように、メンバーが参加者の思いを汲み取って場づくりをしていきます。
7月に開催した時には、読み聞かせや木のおもちゃコーナーのほか、参加者全員でおにぎりを握って、スタッフが作る味噌汁といっしょに昼食を楽しみました。子どもたちに食の大切さを伝えるよい機会になっています。
>今後どのような活動をしていきたいですか?
人と関わり、笑顔になることで、幸せな繋がりが生まれます。存在を無視されず、緊張感がなく安心できる場があると、相手と喜びを共有できます。それが子どもと大人の両方にとっての元気づくりだと思います。明るい社会に願いを込めて、活動をしていきたいです。