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若い力を結集し、地域を盛り上げるプロジェクトを展開する人々がいます。「町の人たちが活動したくなる、心揺さぶられるようなことをしてみたい」と話しています。
小柳 聡さん
Project8
冬のイルミネーション☆大作戦
八郎潟町で町おこしのイベントを企画し実行している、「Project8」の小柳聡実行委員長にお話を伺いました。
>活動を始めたきっかけを教えてください。
商工会青年部に所属し活動していましたが、以前からもっと若者が動いて人材を増やし町を活性化させたいという思いがありました。そこで思いを共有する仲間ととともに「Project8」というイベント実行委員会を立ち上げ、「一夜市(ひといち)」というイベントを開催しました。今年で3回目を迎えます。
>「一夜市」はどんな内容のイベントですか。
1年目は手探りの状態でした。ただ「町の皆さんに喜んでもらえるイベントにしたい」という思いで地元中学校吹奏楽部によるオープニング、地元書道家の毛筆パフォーマンス、秋田ノーザンハピネッツとチアダンスチームの招致、抽選会やのど自慢などを企画しました。2年目は、キッズダンスショー、お笑い芸人凱旋ライブ、打ち上げ花火なども行いました。3回目の今年は、ボディビルステージや地域を支える若者、伝統芸能を引き継ぐ若者をクローズアップしたムービー上映などを計画しています。
>活動する上で大事にしていることは何ですか。
第1回目の「一夜市」では、多くの町民の皆さんが集まり楽しんでいただいたという充実感があった反面、多くの反省もありました。反省を生かしよりよい企画にするため、ほぼ毎月1回は会議を開いています。2回目、3回目と回を重ねてきましたが「いいものは残す、町民参加の要素を強く」というスタンスを大事にしています。Project8としては「一夜市」というイベントだけでなく、角度の違った仕掛けを考え、町の人たちが活動したくなる、心揺さぶられるようなことをしてみたいと思っています。例えば昨年末には、町民の方々から寄付を募り、通りをイルミネーションで飾ってみました。町民の方々からは心が癒やされるという感想をいただきました。また、昨年打ち上げた花火を見て泣いて喜んでくださる方もいました。自分たちがやろうとしていることが理解されてきた実感があり、次の活動のエネルギーになっています。
>今後どんなことを目指していますか。
町の人たちが潜在的にあきらめていたことや新しい取り組みをすることなどを取り上げて実現することで、町に元気と夢を与えたいです。また、下の世代にもProject8の意志を伝え、若い人たちをどんどん取り込んでいきたいと思います。