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大晦日の夜に行われている民俗行事の伝統を受け継ぐ人たちがいます。「子どもたちにも受け継いでもらえるよう、これからもがんばっていきたい」と話しています。

武田 進也 さん
琴川青年会
民俗行事「なまはげ」を受け継ぐ、男鹿市五里合琴川青年会 武田進也さんにお話を伺いました。
琴川地区のなまはげ行事は、昔から青年会が中心になって行われてきました。私は、一時琴川を離れていましたが、子どもを自分の生まれ故郷で育てたいと思い、戻りました。その時、先輩たちから誘われ青年会に入り、なまはげ行事に参加するようになりました。
なまはげ行事は、大晦日の晩に行われます。地域を練り歩き、まず「先立(さきだち)」というなまはげの案内役が、家に入ってよいか伺いを立てます。家の主人に了承を得てから赤青2体のなまはげが入ります。それぞれの家では、なまはげをもてなす「なまはげ膳とお神酒」を用意していますが、なまはげ膳には手をつけず、すすめられるお神酒だけをいただいて帰ります。なまはげは、かなり酔ってしまいたいへんなので、交代で行っています。年末年始で帰省している仲間も手伝ってくれます。
なまはげ行事の準備に、なまはげの衣服「ケラ」を作る「ケラ編み」という作業があります。ワラをひとつひとつ手で編みこみ作ります。人手が必要な作業で、自治会のみなさんと一緒に楽しく作っています。
最近、少子高齢化により、なまはげを迎え入れてくれる家が少しずつ減っているように感じます。私を含め、地域の多くの人が、子どもの頃なまはげの怖さを経験しています。そして、大人になりなまはげを迎え入れる、あるいは演じる側になり受け継いできました。この伝統をずっと残していきたいです。子どもたちに受け継いでもらうため、これからも地域一丸となってがんばっていきたいです。