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一日市盆踊りや子ども秋田音頭を継承するため「伝承サークル」を作って子どもたちに指導したり、正しい盆踊りを伝える目的で盆踊り保存員に指導したりしている人がいます。

高橋 恵子さん
日舞同好会・一日市郷土芸術研究会


八郎潟町の高橋恵子さんにお話を伺いました。
>活動を始めたきっかけを教えてください。
5~6歳のときに母から連れられて秋田音頭の師のもとに行きましたが、当時子どもは私1人だったので先輩と一緒の稽古は無理で、出前稽古になりました。
子どもであっても稽古の厳しさは先輩と同じでしたが、町のお祭りには山車もない時代に、盆踊りは踊り場に来て楽しく踊りますので、一日歩いての踊りでも楽しかったです。
>活動内容を具体的に教えてください。
町の体育祭、マスゲーム、イベント等で、踊りの指導を行っています。昔から続いている願人踊り、子ども秋田音頭は、3月後半から5月5日の祭り前日まで週3日の練習を重ねて当日を迎えています。
また、一日市郷土芸術研究会の事業の一つとして、正しい盆踊りを伝える目的で盆踊り保存員の指導を年6回行っています。
さらに、町芸能の子ども秋田音頭を継承するため、町に相談をしたところ公民館事業の一つとして「伝承サークル」を作っていただきました、後に県指定になった一日市盆踊りを加え、平成2年から、学校が長期休みのとき以外、毎週水曜日の午後3時10分から午後4時30分まで練習しています。現在は20名前後で、1年生から6年生の子どもたちが学校の帰りに公民館で練習し、町のイベントや施設訪問等で発表し喜ばれております。
長い間の夢であった日本舞踊も、昭和35年にようやく藤間流に入門でき、現在秋田市藤間勘翠氏に師事。昭和45年名取りを許されて以来、ますます日本舞踊の奥の深さを知り、芸の難しさを生涯の宿題として励みにしております。私にとって踊りは生活の一部で特別なものではないことを改めて意識し、楽しんでおります。