行動人 -知と行動が結びついたクリエイティブな循環型社会-
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江差追分全国大会での優勝を目指し、挑戦し続けている人がいます。「今後は後進の指導にも力を入れたい」と話しています。

江差追分全国大会での優勝を目指し、挑戦し続けている人がいます。「今後は後進の指導にも力を入れたい」と話しています。
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佐藤 修三さん

県央 / 八郎潟町 / 文化/スポーツ/交流


八郎潟町の佐藤修三さんにお話を伺いました。

 

 >民謡を始めたきっかけを教えてください。

 

42才の厄払いの同級会があった際に、同級生たちはいろいろな芸を披露していましたが、自分は何もなく当時やっていたのが柔道だけでした。はじめは特に民謡をやろうとは思ってはいなかったのですが、江差追分を聞くと「日本の民謡だなあ~」と思い、できればひと節でも唄いたいものだと思ったのがきっかけでした。

その頃、八郎潟近辺では江差追分を本格的に唄える人がいなく、今は亡き伊藤好丸さんから「少しは教えられるからやらないか」と誘いがあり始めました。2年間程どこの会にも所属せず自己流で勉強していました。やがて、秋田市内に江差追分の会があることを知り、江差追分会秋田中央会支部に入会して早17年程になりました。

 

>活動内容を教えてください。

 

今年も、北海道江差町で第52回江差追分全国大会が9月19日~21日の3日間全国各地域から選抜された350人余りで行われます。この大会に出場するためには、一般の部と熟年の部では東北地区予選(選抜大会)で入賞しなければなりません。

東北地区大会は、今年は山形県遊佐町で6月末に開催され、私たちの仲間からは4人が出場しましたが、熟年の部で全国大会へ出場できるのは私だけとなってしまいました。これまで全国大会には10回出場して準優勝1回.4位2回.8位1回.11位1回。この結果で満足しているわけではありませんが、寄る年波を考えますと今年あたりは最後の挑戦ではと思っております。

秋田は全国に知られた民謡王国です。私自身も各地域で行われている全国大会には数多く出場して来ました。今は、町の社協の“まめだがー民謡”で唄の指導を行っています。昨年までは五城目第一中学校で学校地域支援の民謡ボランティアで唄の指導を行っておりました。

 

>今後やってみたいことを教えてください。

 

平成17年5月に、『秋田県民謡協会公認指導者資格認定証民謡部門助教授』の資格を取得し、平成24年9月には『江差追分格付3級の免許』を頂き、秋田民謡・江差追分の唄の部で個人から団体までの唄の指導者として認められたので、今後は後進の指導にも少しずつ力を入れたいと思っています。

また、いくら好きでも環境が備わっていなければ長く続けることはできません。健康に留意しながら、これまで、応援してくれた周囲の方々と仲間や妻に感謝の心を忘れず楽しみながら唄っていければと思っています。


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