国民文化祭県民参加事業で、全国各地の名物凧が大空で競演する「全国凧あげ大会」と、湯沢凧の魅力を広く伝えることを目的に、貴重な資料を展示する「湯沢凧展示会」を計画している人たちがいます。

湯沢凧同好会の小野育朗会長にお話を伺いました。

湯沢凧同好会では、これまで元禄年間から続く湯沢の伝統凧を絶やすことがないよう、子どもたちに凧作り講習会や凧あげ体験などを行ってきました。今年は国民文化祭県民参加事業として、「全国凧あげ大会in湯沢」を開催します。

“まなぐ凧”に代表される湯沢凧をはじめ、全国各地の名物凧が大空で競演します。事前予約不要で、どなたでも無料で参加できる凧あげ大会を計画しています。湯沢市ヘルシーパーク多目的広場（雨天時は湯沢市健康ドーム）を会場に、１１月２日（日）の午前中開催します。９：３０から湯沢東小学校のブラスバンド部の演奏で、全国各地から集まった参加者の入場行進を行います。

また、湯沢の伝承文化である湯沢凧の歴史や魅力を広く伝えるため、県内の貴重な湯沢凧を一堂に集め「湯沢凧展示会」を開催します。特別企画「白石彦蔵（安政６年～明治４１年）の足跡」では、凧下絵、版木、押し絵、花鳥屏風、印鑑などを特別展示します。１０月４日～１１月３日の国民文化祭期間、湯沢生涯学習センター１階ロビーで開催しますので、ぜひご家族そろってお出かけください。