紹介内容や役職等は、掲載時のものであり、現在のものとは異なる場合があります。個別の内容、連絡先についての問合せには応じておりません。
詳しくは、本Webサイトのトップページをご覧ください。
トップページはこちらから
ベリーダンスやジャズダンスなど異なるジャンルのダンスを通じて、観衆とコミュニケーションを楽しんでいる人たちがいます。「ダンスを通して秋田の皆さんの笑顔を広げていきたい」と話しています。

FANーCのみなさん

ベリーダンス

ダンスの4団体
代表のtaeさんにお話を伺いました。
FAN-C立ち上げのきっかけを教えてください。
2014年に横手市で行われた国民文化祭「世界のダンスフェスティバル」で、今回FAN-Cとして立ち上げた4団体が実行委員を務めました。異なるジャンルのダンスの魅力にお互いが触れたことで刺激を受け、「違うからこそ一緒にできることがある」と気持ちを一つにして発起したことがきっかけです。各団体のダンスには特徴がありますし、ステージの演出の仕方にも違いがあります。例えば、私の専門であるベリーダンスは腰まわりの繊細な表現を、即興と独特のテクニックで積み上げていくダンスですし、ジャズダンスは舞台を大きく使ったダイナミックな演出が魅力です。それぞれ各団体のよさを生かしながらステージ上で重ね合わせられれば、「一体型エンターテイメント」を提供できると思いました。では、異ジャンルのダンスだからこそ伝えられる「一体型エンターテイメント」とは何か。私たちが導いた答えは、会場にいる皆様と感覚を通してコミュニケーションを楽しむことです。そこで「五感」と公演のタイトルを名付けました。秋田の人は気恥ずかしさからなのか、人と関わることをためらう方が多いと感じています。でも、きっかけさえあれば明るい笑顔を見せてくれる。視・聴・嗅・味・触覚に訴えかけていき、ダンスを通じて元気になってもらいたいと考えました。
FAN-Cの活動の内容を教えてください。
FAN-Cの活動としては今回の公演が初めての取り組みです。運営面では、各団体の代表が広報や演出、会計等、それぞれ担当に分かれ、得手不得手な面を尊重しながら進めていきました。違うフィールドで研鑽を積んできたメンバーが一つになって発表する公演ですから、企画構成をする上で難しいことがありました。当初は、即興が得意な芸能人を呼ぼうとしたこともありました。それぞれの事情があり、叶わなかったケースもありました。それでも例えば台湾のパフォーマーからお弟子さんであるザオ・ウェイ・チェンさんやシー・ヨンシンさんを紹介してもらう等、ダンスを続けてきたからこそまた新たな縁ができました。国民文化祭を一緒に創り上げてきた横手市役所の当時の担当者も公演に駆け付けてくださり、「国民文化祭をこの公演につなげてくれてありがとう」と心に残る有り難い言葉を頂きました。
今後の展望を教えてください。
おかげさまで秋田県芸術文化振興基金助成企画「五感」は無事に終了いたしました。全部で1300枚ほどのチケットが販売され、感謝の気持ちでいっぱいです。出演者にとっても貴重な学びの機会にお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。今は夢心地のような気持ちや、ライフワークが無くなってしまった寂しい気持ちが胸にあります。今後、大成功に終わったこの公演を土台にして、要望があったらまた紹介し、次のステップへとつなげていきたいと思っています。秋田の皆さんの笑顔を広げていきたいと思っています。