行動人 -知と行動が結びついたクリエイティブな循環型社会-
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今年で20周年を迎えるヤートセ秋田祭で、100人でよさこい演舞をする「秋田100人よさこいプロジェクト」に取り組んでいる人たちがいます。

今年で20周年を迎えるヤートセ秋田祭で、100人でよさこい演舞をする「秋田100人よさこいプロジェクト」に取り組んでいる人たちがいます。
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広報 黒政 薫さん(右)
実行委員長 佐藤 直子さん(左)

秋田100人よさこいプロジェクト

県央 / 秋田市 / 文化/スポーツ/交流

秋田で100人が演舞する!
2017年6月24日・25日の大規模プロジェクト
「秋田100人よさこいプロジェクト」の広報 黒政薫さんにお話を伺いました。

 

> 秋田100人よさこいプロジェクト開催のきっかけは?

「事の始まりは、よさこいチーム/紅翔蘭舞會の代表・佐藤直子さんが、『今年20周年を迎えるヤートセ秋田祭で、今までに無い事をしたい、100人でよさこい演舞がしたい』と言い出したこと。私自身も秋田でそのような大規模のよさこい演舞を見せられたらイイなぁと漠然と思っていましたので、二つ返事で賛同しました。他にもその内容に惹きこまれたメンバーはたくさんいて、そのうちにみんなの熱意がカタチになった、という訳です」。

 

> プロジェクトの内容について教えて下さい。

「今年20周年を迎える『ヤートセ秋田祭』で、100人規模のよさこいチーム演舞を披露します。100人規模の演舞といっても、毎年ヤートセ秋田祭りでも行われている『総踊り(フリーダンス)』とは違います。総踊りというのは、踊り子たちが共通で知っている演舞曲を、各々のチームの衣装で演舞スペースに自由に入って、自由に踊る事を言います。関東などの一部地域では『乱舞』とも呼んでいて、そういった意味での大人数規模の演舞は、これまでも普通に行われていました。
今回行うのは、総踊りではなく100人規模の『チーム演舞』です。全員が揃いの衣装を着て、踊りのパート分けをして、一つの巨大な演舞作品を作り上げてお見せしようというもの。楽曲も振付も全くのオリジナルです。秋田での、そういった100人規模のチーム演舞披露というのは、おそらく初めてでしょう。楽曲のボーカルは、秋田を代表する民謡歌手の藤原美幸です。とても見所のあるものになると思います。参加する人にとっても、見る人にとっても、初めてな事だらけになると期待しています!」。

 

> メンバー募集されていますが、初心者でも踊れますか?

「100人規模のよさこい演舞ですので、全員が同じ振付ではなくパート分けします。そうする事で『魅せる』演舞を作り上げようと思っています。パートの中には、比較的簡単な振付のパートも設けるつもりですので、経験が全くない人でも充分踊ることができます。ぜひ未経験の方々にも参加して頂きたいですね。もちろん上級者向けのパートは、レベルも高く見ごたえがありますよ。年齢的には、現在小学校3年生(よさこい経験者なら小学校1年生)を下限として、上限は制限を設けていません。平均年齢70歳代の秋田の宝とも言われるよさこいチーム『アイリス明徳』さんからも何人か参加して頂ける事になっています」。

 

> よさこいの魅力について。

「よさこい祭りは元々高知のお祭りでした。今年で64回目ですから、長い歴史です。そして今から25年前に、北海道で『YOSAKOIソーラン祭り』が誕生しました。今や『よさこい』と言えば、全国津々浦々で開催されていますし、よさこいチームの数も全国に膨大な数がありますが、それはこの『YOSAKOIソーラン祭り』がキッカケで全国に飛び火した結果と言えるでしょう。よさこいとは、基本的に『集団演舞』をお見せするお祭りですので、元祖の高知でも、全国飛び火のキッカケとなった札幌でも、100人規模の大人数チームの演舞が主流です。
ところが、実際はどこの県でも100人規模の演舞は行われることが少ないのが現状です。秋田では、30人程度も居れば『人数多いね』と思われるというレベル。とても100人規模の演舞には程遠いのが現状なんです。
これはつまり、踊り子さんたちもお客さまも大人数演舞に参加した事がない人が多いということ。
私たちは、その両方を、今年の20周年のヤートセ秋田祭で実現しようと思うのです。よさこいの魅力の大きな側面に交流が挙げられます。よさこい人同士の交流というのは、互いに礼節を重んじ、それでいて本気で付き合える。その中からちょっとした化学反応が生じて、今までにない経験ができます。今回も新たな化学反応があるのではと期待に胸を膨らませています」。

 

昭和38年秋田市生まれ。
平成18年、43歳のときよさこいを始める。
同21年埼玉県に転勤になるも、よさこいを継続。
同22年埼玉県にて「よさこいチームの垣根を超えた福祉施設演舞」を旨とする「よさこいボランティア 苺色の一会」を立ち上げる。
同25年秋田に帰任。
同28年「秋田100人よさこいプロジェクト実行委員」として活動する傍ら、「よさこいボランティア 苺色の一会」秋田支部設立準備中。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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取材日など
週刊アキタ 第1,911号 2016-11-11

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