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子育てに携わる人を対象に癒しの講座や木育のワークショップなどを開いて、地域の子育て支援の場を提供している人々がいます。年齢や障害などを問わない交流、形式張らない自然な支援活動にしたいと話しています。

子育てに携わる人を対象に癒しの講座や木育のワークショップなどを開いて、地域の子育て支援の場を提供している人々がいます。年齢や障害などを問わない交流、形式張らない自然な支援活動にしたいと話しています。
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河田 美智子さん

アミュージングサポート『あ☆そ☆ぶ』

県北 / 大館市 / 健康/福祉
木育広場(有浦児童会館)

木育広場(有浦児童会館)

『あ☆そ☆ぶ』スタッフ一同

『あ☆そ☆ぶ』スタッフ一同

大館市の子育て支援グループ「アミュージングサポート『あ☆そ☆ぶ』」の事務局長、河田美智子さんにお話を伺いました。

  

>グループを立ち上げたきっかけは?

大館市では、子育て中のママ、パパ、プレママ、プレパパ、子育てを終えた方、孫の面倒をみている方などを対象に家庭教育支援チームが「おしゃべり広場」を開催し、子育て講座やイベントを開催しています。私たちは、この事業の家庭教育推進チームサポーターとして、利用者の話し相手になったり、講座中の託児を行ったりして、ゆっくりと癒しの時間を過ごしてもらえるようサポートしてきました。

このような事業は、平日が多かったことから、土日のサポートをもっと厚くできないかという思いがありました。また、私は、木のおもちゃとふれあう「木育」の活動も手がけており、平成29年春の退職を機にこちらの活動も充実させたいと考えておりました。幸い、一緒に活動してきた家庭教育推進チームのメンバーの中にも志に賛同する方々がいて、この度この会を立ち上げて子どもの遊び場づくり、子育てを考える機会を提供していくことにしました。

 

>どんな活動をしていますか。

今年(平成29年)4月設立したばかりで、本格的な活動は7月からになります。市内各地域の公民館や児童会館等で、手作りおもちゃのワークショップ「木育広場」を複数回開催します。この木育広場では、木の手作りおもちゃを作ったり、木育玩具で遊んだりしながら自然に木に触れ木の良さを感じてもらいたいと考えています。特に「大館の杉」には素材として注目しています。同日開催イベントで、「おいしいコーヒーの淹れ方講座」「音楽で遊ぼう!親子・地域住民」「絵本読み聞かせ」なども予定しています。

この会の会員は、家庭教育支援サポーターの他に、放課後支援員、おもちゃコンサルタント、おもちゃコンサルタントマスター、保育士・幼稚園教諭、高齢者アクティビティインストラクター、教員免許資格者などがおり、多様な活動を展開できることが強みです。また、今までの活動で培った地域のいろいろな人材とのネットワークを生かして、自分たちだけではできない面白い活動も企画できます。

 

>今後の展望について教えてください。

今年の目玉イベントとして、大館の子育てについて考える「子ども未来フォーラム(仮称)」を予定しています。講演では東京おもちゃ美術館の館長さんを講師に迎え、他市町村の実践者にもパネリストとして参加していただいて円卓会議を開催しようと考えています。一般市民に加え市町村職員や企業・団体職員など多様な主体が一堂に会して、安心して子育てができる環境の在り方、地域社会の理解と支援などについて考える機会にするつもりです。

私は、自治体職員でしたが、子育て支援に関して常々行政の行き届かない隙間があると感じていました。例えば、大館市内では、幼稚園・保育園・福祉部・教育委員会で子育てに関する取組は充実しつつありますが、少子化の要因である、未婚化・晩婚化、職場優先の企業風土、核家族化による子育ての負担感の増加などに対する切り込みは不十分ではないかと思うのです。もちろん、近年行政だけで、地域の様々な課題に対応することは困難と言われていますし、だからこそ地域住民の当事者意識を高め地域の連携・協働で地域課題の解決に当たることが求められています。そこで私たちは、この様な取組を通して、民間主導で自治体、NPO等の団体、企業等の理解とネットワークを広げ、地域社会全体で地域の子育てを考え協力していける土壌を作っていきたいと考えました。まずは、今年の活動をスタートラインとし、市内各所で交流広場を自主開催し、ゆくゆくは、地域の誰もが自由に利用できる「おもちゃ美術館」のような居場所を作っていけないかという夢をもっています。

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