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年齢を問わず誰でも取り組める生涯スポーツを推進している人がいます。「スポーツを通じて、村民の健康づくりに役立ちたい」と話しています。

佐野 潤さん
NPO法人スポーレおおがた

夏は広い屋外で運動

大勢の子どもたちが参加
「NPO法人スポーレおおがた」(大潟村)のクラブマネージャーとして、生涯スポーツの推進に活躍している佐野潤さんにお話をうかがいました。
>活動をはじめたきっかけは何ですか。
10年ほど前に村のスポーツ推進委員として委嘱され、地域のスポーツを支える活動に関わったことがきっかけです。自分は高校・大学と弓道をしていたことから、委員として声をかけてもらったのだと思います。
その後、平成22年に村で総合型地域スポーツクラブを作ることになった時、スポーツ推進委員の立場でクラブの立ち上げに加わり、現在まで活動を続けています。
>現在、力を入れていることを教えてください。
「スポーレおおがた」は総合型のクラブということで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層を対象として様々な種目の教室を行っており、現在は約600人が会員として登録しています。
最近は、特に子どもの活動を充実させることに力を入れています。従来のスポーツ少年団だと、幼児や小学校低学年をカバーしきれないと感じていました。また、それほど熱心に競技をしようというほどではないけれど、健康のために体を動かしたいといった声もあり、気軽に運動ができる環境があればいいと思っていました。
そこで、まず幼児向けの教室を始めたところ、好評で多くの参加がありました。小学校低学年は、最初はあまり集まらなかったので、村のスポーツ少年団の本部長と相談し、一緒にジュニアの複合型スポーツ少年団を立ち上げました。小学校1年生から6年生までの全学年を対象に、夏は芝生の上で、冬は体育館を会場に、いろいろな種目を用意してスポーツに取り組めるようにしたところ、今では70数名が団員として登録してくれるようになりました。
あまり運動する機会がなかった低学年の子どもや、ふだん音楽部で活動している高学年の子どもなども参加し、気軽に体を動かせる場となっています。
子どものうちに体を動かす習慣がつけば、大人になってからも体を動かすようになると思います。現代はスポーツをする人としない人の二極化が進んでいると言われますので、生涯スポーツを推進することで、村民の健康づくりに役立ちたいと考えています。
>今後の抱負についてお願いします。
平成27年に、それまで任意団体だったものをNPO法人として立ち上げたので、それから2年ほどになります。引き続き安定した運営を行うために、まずは組織をしっかりと固めていくことが大切だと考えています。今後も色々な人に関わってもらいながら、村の皆さんに必要とされる存在として定着していきたいです。