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地元の小学校で体験した創作太鼓の魅力を大人になっても忘れられない仲間で集まり、母校の高瀬小学校を拠点に、子どもから大人までが参加する太鼓サークルで活動している人たちがいます。

地元の小学校で体験した創作太鼓の魅力を大人になっても忘れられない仲間で集まり、母校の高瀬小学校を拠点に、子どもから大人までが参加する太鼓サークルで活動している人たちがいます。
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太鼓サークル「Sound ring~響」のみなさん

県南 / 羽後町 / 文化/スポーツ/交流
小学校の体育館で太鼓を練習

小学校の体育館で太鼓を練習

世代を超えた交流

世代を超えた交流

羽後町田代在住で、太鼓サークル「Sound ring~響」を立ち上げた菅原さよ子さんにお話を伺いました。

 

>活動を始めたきっかけを教えて下さい。

 

創作太鼓との出会いは平成12年頃。私の子どもが通っていた田代小学校で学習の一環として取り組んだ創作太鼓の演奏を聞いて、保護者の一人として感動を受けました。しかし、子ども達は小学校を卒業すると、太鼓に触れる機会はほとんどなくなってしまいます。あの感動を小学生だけで終わらせるのはもったいないと感じていました。そこで「中学生・高校生・社会人が太鼓をいつでもたたける環境を作り、地域の伝統にしたい!」と同じ思いをもつ5人の仲間で始めました。

 

私達の呼びかけに演奏経験のある田代小卒業生のほか、中学生から社会人まで約25名が集まり、現在は小学生も加わり約40名のメンバーになりました。

 

>現在の活動を教えて下さい。

 

一昨年の11月から練習を始めて、去年は1月に羽後町の冬の風物詩「ゆきとぴあ」、5月の「チャレンジデー」、11月の「羽後町芸能祭」で演奏させていただきました。

 

現在、演奏している楽曲「七曲り」は、作曲者でもある藤原哲郎さんと先生方の指導により、長年受け継がれてきました。しかし、平成26年に藤原さんが急逝。その後も先生方が熱心に指導してくださいましたが、学校統合等さまざまな事情により、児童が太鼓に触れる機会が減っていきました。思案していたところ、高瀬小学校の全面的な協力で、太鼓一式をお借りして体育館で練習ができることになりました。メンバーご家族の協力もあり、練習日は活気にあふれています。

 

藤原さんの楽曲は4曲ありますが、今、2曲目に挑戦しているところです。また、太鼓演奏の経験がある「地域おこし協力隊」の方にも指導に加わってもらっています。

 

高校生たちがサークルに参加し、後輩である小中学生と一緒に練習する中で、世代間交流も出来ています。今の高校生は忙しくなかなか時間がなくて大変なようですが、頑張ってくれています。

 

羽後町には西馬音内盆踊りや仙道番楽など町外に誇れる伝統芸能があります。統合後の高瀬小学校でも地域の伝統芸能を体験する「伝統芸能集会」という時間が設けられています。その中の一つとして太鼓演奏が取り上げられており、私達社会人メンバー2人が指導に参加しています。

 

サークル活動は隔週火曜日。小学生は午後7時から8時まで、中学生以上は8時から9時まで練習しています。

 

>これからの活動について教えてください。

 

私は太鼓の経験がありません。しかし、この活動を通して技術的な事のほか、友達を励まし、思いやる気持ちをメンバーから教わっています。背伸びをせず、無理をせず、自然体でこの活動に参加してもらい、長く地域の伝統として続けられるよう願っています。「七曲り」をたたいていた子どもたちが、いつでもあそこに行けば“太鼓がたたける”そんな環境をつくっていけたらと思います。

 

太鼓の演奏は音だけでなく、「バチさばき」「パフォーマンス」も見る人を感動させる大きな要因だと思います。メンバーがそんなところも意識して頑張ってくれると嬉しいです。

 

昨年に続き今年も「ゆきとぴあ七曲」の花嫁道中到着に合わせ、私たちのサークルが太鼓の演奏をすることになっています。今後も依頼があったときは、積極的に演奏に出かけたいと思います。

 

 

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