農業法人を立ち上げ、就農した人がいます。「雇用を増やし、おもしろくも儲かる農業経営を実現していきたい」と話しています。

＞農業を始めたきっかけは何ですか。

　家業として農業に関わっていましたが、平成２０年度「秋田県フロンティア農業者研修」（当時の名称）における学習体験により、農業に対して楽しみややりがいを感じるようになりました。研修期間内に新規作物である枝豆に着手し、規模拡大と雇用増を行い現在に至っています。

＞どのような活動をしているか教えてください。

　水稲、大豆を面積上は中心に据え、枝豆やキャベツを栽培しています。昨年度からニンニク栽培も始めたことで、露地栽培サイクルを充実させています。
　対外的には、ＦＭ秋田「ハナキン桜庭編集部」との協力事業として、日本酒「桜名月」の製造に関わり、井川町の知名度向上に貢献しました。他にも、株式会社アイセスとの契約のもと、農地における太陽光発電事業にも取り組んでいます。

＞今後の抱負について教えてください。

　経営の下地をつくったうえで雇用を増やし、おもしろくも儲かる農業経営を実現していきたいです。