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行動人 -知と行動が結びついたクリエイティブな循環型社会-

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このWebサイトでは、身近な「行動人」を通して、秋田の元気を見えるようにしていきます。学んだことを生かして行動している人を、直接取材のほか、新聞や広報誌、市町村や県民からの情報提供をもとに紹介しています。

こんな行動がありました。

2017-01-18

秋田市

2017-01-13

能代市

2017-01-11

秋田市

2016-12-30

羽後町

2016-12-28

仙北市 仙北市角館公民館だより 「きずな」 第31号 2016-06-01

2016-12-23

羽後町

2016-12-21

五城目町

2016-12-16

上小阿仁村

2016-12-14

秋田市 週刊アキタ 第1,913号 2016-11-25

2016-12-09

五城目町

平成元年以来30年近く、地元に眠っていた貴重な古文書を活字に翻刻して刊行し、地域の歴史資料として図書館などに提供し続けている人たちがいます。

平成元年以来30年近く、地元に眠っていた貴重な古文書を活字に翻刻して刊行し、地域の歴史資料として図書館などに提供し続けている人たちがいます。
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雄和町古文書研究会のみなさん

雄和町古文書研究会

県央 / 秋田市 / 文化/スポーツ/交流
田口先生・伊藤館長感謝の会

田口先生・伊藤館長感謝の会

現在の勉強会の様子

現在の勉強会の様子

雄和町古文書講座の事務局を務める柏谷勉さんにお話を伺いました。

 

>活動を始めたきっかけを教えて下さい。

 

雄和町古文書講座は、当初は古文書研究会として旧雄和町時代の平成元年に創設されました。平成30年には30周年を迎えます。地元の大正寺中学校で教鞭をとられ、かつ歴史研究や古文書解読に精通しておられていた故田口勝一郎先生が講師として、平成27年に亡くなられる直前まで指導されました。田口先生が講師を引き受けられたのは、当時の会員のみなさんが、地元に眠る古文書をぜひ解読して世に出したいという熱意に応えてのことでした。

 

田口先生が目指したことは、未発掘の古文書を解読し刊行することで、地元の歴史を伝える資料、地元の歴史財産を豊かにすることでした。活動開始から10年間ほどは、旧雄和町の各地に眠っていた古文書を探して、田口先生の指導のもと会員の教材として徹底的に読み尽くしました。そして、活字に翻刻したものを、誰でも読めるようにあちこちの図書館に寄贈しました。この間、『雄和町史料集』全10集を刊行しています。

 

その後学習資料は、地域の古文書、古記録から、秋田藩の近世資料を中心とする方向に移って行きました。取り上げられたのは県公文書館に所蔵されている『渋江和光日記』『町触控』でした。その他、地元出身の俳人・石井露月の手紙や石川理紀之助の『ゆめのあと』を副教材に使ったこともありました。

 

>現在の活動を教えて下さい。

 

田口先生が講師を辞せられてから、次の講師を県公文書館の嵯峨稔雄先生にお願いし、現在月2回のご指導をいただいております。1回は嵯峨先生が選んだ資料で、これまで『北家日記』の中の京都へ旅をした部分を読みました。角館から江戸を経て京都で目的を果たし日本海沿いに角館に帰るという日記ですが、当時の旅の様子がよくわかりました。最近では「真田丸」の人気から『難波戦記』を教材にしております。

 

もう1回は未解読の肝煎文書の『鈴木家文書』です。これは会員の中に秋田市下浜の八田に住んでいる方がおられ、亀田藩時代の由利郡八田村の肝煎(名主)の古文書が大量に県公文書館に寄贈され未解読のまま所蔵されていることを教えてくれました。私たちの講座では、鈴木家文書をもうひとつの教材にして、現在勉強を続けています。

 

私たちの講座のもう一つの忘れてはならない事業は、学習者の視野を広げるために年一回の研修視察旅行を続けていることです。平成13年から始まったようですが大館や象潟などに足を延ばしたこともあり、最近では角館・矢島、昨年には真田信繁の五女お田の方が藩主の正室だったことからブームとなった亀田を視察しました。何度も訪れている場所でも、土地の案内人の方の丁寧な説明を聞くことで新しい見方をすることができています。

 

>これからの活動について教えて下さい。

 

鈴木家文書を勉強しながら読み続けた原稿が3年間でかなり蓄積されました。これを印刷物にする計画を進めており、現在、第1集のゲラ摺りの段階まで来ています。第1集の後は、第2集、第3集と継続していくことができればと思っています。この鈴木家文書はじめ、地域に眠る古文書を発見し、解読して地域の歴史資料として広く役立てることも、初代の講師である田口先生の思いを受け継ぐことであると思います。

 

 


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